プロヴァンスのホテル ドメーヌ ド フォンテニルで過ごす休日・その2
今年の8月17日から20日まで3泊4日を過ごした、南フランス、プロヴァンス・リュベロン地方にある隠れ家的なホテル ドメーヌ ド フォンテニル のご紹介を続けます。前回申しそびれましたが、このホテルのスタッフは男性も女性も見目麗しくて礼儀正しく、きちんと接遇の教育を受けておいでなのがよくわかりました。今回はそんなホテルの外の風景をお示ししましょう。
車道を隔ててホテルと反対側に、ホテルが所有するカーヴことワイン醸造所とブドウ畑があります。
朝日が昇る前に部屋を抜け出して散歩することにしました。
上の写真を撮る少し前、日の出は見えませんでしたけれど東の空にキレイな朝焼けが。それではブドウ畑に行きましょうか。
さきほどのカーヴの前に広がるブドウ畑です。
石ころが転がる荒れ地に幹の太いブドウの木々が並んでいて、歴史を感じさせられました。
気の早い木には赤ワインになるブドウが既に実っていました。
ホテルの周りにはあまり建物はなくて、ブドウ畑を横切って田舎道を東へ向かってしばらく進むと、ようやくこんなコテージが見えてきました。 クードゥクー Coup de Couer というシャンブルドットです。
こんなプールも付いていて可愛らしいお宿でしたよ。
もう少し東の方角へ向かいますと、こんな農家に行き当たりました。放し飼いの番犬と戯れていたらお腹が空いてきてしまい、ホテルに引き返すことにしました。
途中はこんな原っぱばかりの本格的な田舎です。枯れ草に付いているのはこの辺に沢山いる白っぽい小さなカタツムリたちです。
朝8時過ぎ、ようやくホテルに辿り着いて一安心。
テラスのテーブルに案内されます。小さいホテルですので朝食はバイキングではなく個別に運んで貰えます。
多すぎず、シェフのジェローム・フォイエさんが毎日日替わりで美味しいメニューを考えて出していただけるので嬉しくなります。
こんな感じですね♬ 朝日を浴びながらの健康的な朝食です。別に運んでくれるクロワッサンの美味しさと言ったら!!
朝ごはんが済んだら気持ちいいお庭を散策しましょ。
バラ園がありました。
清楚に咲く花ばな。
なんとなく素朴な雰囲気がかえっていい感じです。
リュベロンのラベンダーはもうほとんど全部刈り取られていましたが、かろうじて数本残っており佳い香りを漂わせていました。
ブドウやハーブもありました。
お庭の南の外れに来ると、遠く向こうの丘の上にローリスのシンボリックな教会が見えました。それでは敷地内の北西の外れ、山側に行ってみます。
何と可愛いラバたちがいました。干し草を喜んでむしゃむしゃ食べてくれます。
そして目の前で草を食べている綿羊さんは私たちのことを全然怖がりません。
こんな感じでプロヴァンスの片田舎での時間はゆったりと豊かに過ぎていったのでした。
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