プロヴァンスのホテル ドメーヌ ド フォンテニルで過ごす休日・その1

この夏、ラロックダンテロン国際ピアノ音楽祭を訪れるにあたって、都合3泊をどこで過ごすか散々迷いました。ラロックダンテロンにはあまり宿泊施設がなく、候補に挙げたのはエクサンプロヴァンスとルールマラン、そして少し前にこちらでご紹介しました ローリスです。最終的に選んだのはローリスの郊外にある、ドメーヌ ド フォンテニルでした。これが大当たりでして、とても居心地がよくリラックスできる素晴らしいホテルでした。

ドメーヌ ド フォンタニル Domaine de Fontenille はエクスアンプロヴァンスから40km 、ルールマランから5km離れたローリスにあります。客室とスイートが17室しかない小規模なホテルながら、大きなプラタナスの木々と広いお庭に囲まれているので、美しい木漏れ日の当たる居心地のいい空間となっています。

これはホテルの正面にある広い芝生で出来た庭園に面した正門ですが、通常は閉まっています。

正門の少し右側にあるのがホテルの通用門です。

そしてレセプションの入り口。

ホテルで飼われている猫ちゃん。

18世紀に建てられたというこの庭付きのお屋敷の中で、我が物顔ですっかりリラックスしています。

ホテルのレストラン、La Cuisine d'Amélie の扉を出るとテラスになっていて軽い夕食も朝食もここでいただきました。もう一つのメインダイニング、 Le Champ des Lunesは1つ上の階にあります。

テラスの前はこの通り、手入れの行き届いた芝生にはスプリンクラーがあります。噴水の上がるまんまるのお池も涼しい雰囲気です。

夕暮れ時のテラスで寛ぐ宿泊客。ここでいただく夕食も気持ちいい。

室内に戻りましょう。階段の踊り場の照明はこんなにおしゃれ。オーナーのお一人、ギョーム・フーシェGuillaume Foucher さんはパリでギャラリーを経営されているだけに、インテリアも凝っています。

私たちが選んだ部屋はスイートのひとつ、Suite Amelie de Savomin 。ホテルに併設されているワイン醸造所で作られたロゼ・ワインがウェルカムドリンクです。

角部屋なので窓が沢山あって嬉しい。

広くて使い勝手がいいバスルームにも窓があります。

窓からはこのプールがよく見えます。奥に見えている白い建物の2つの窓が私たちの部屋ですので。

共用スペースにあるインテリアも素朴で手が込んでいます。

愉しいスペースが沢山あります。次はレストランへ。ミシュラン1つ星の若きシェフ、ジェローム・フォイエJérôme Faureさんの芸術作品とも言えるお料理を最後にどうぞ。

メインダイニング、 Le Champ des Lunes のお料理は洒落ていて目も舌も楽しませてくれます。

お日様をたっぷり浴びた野菜とお魚の前菜。

メインディッシュの肉料理。

お魚料理もこの通り。ここまで、主にホテルの中をご紹介しました。お庭やワイン醸造所などにつきましてはその2に続きます。

いばりこぶた's WORLD

『いばりこぶたの気ままな生活(旧・ナチュかわオバサンの気ままな生活)』というアメブロに、旅の写真を中心に好きな芝居や音楽、グルメなどについて綴ってきました。ここではそれらを写真中心に編成し直してみたいと思います。

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