晩夏の南フランス・プロヴァンスの旅 その3
前々回と前回の記事でラ・ロック・ダンテロン・国際ピアノ音楽祭の最終日だった8月19日までをお伝えしました。明くる日に3泊すごしたドメーヌ・ド・フォンテニルに別れを告げて、あと2日間はリュベロンの美しい村巡りとローマ古代遺跡を訪ねることとしました。
ホテルのテラスで朝食をいただいていたら、人なつっこいホテル猫が出てきました。
この日も佳いお天気です。ローリス Lauris 郊外のホテル、Domaine de Fontenille から程近いルールマラン Lourmarin から美しい村巡りのスタートです。
右がルールマランの村、左がルールマラン城。
まずはホテルから程近いルールマラン Lourmarin、お城に守られたちっちゃい村です。ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭に来る日本人はここのホテルに宿泊されることが多いようです。
ルールマラン城は味わい深い古城でした。
ルールマランで出会ったお行儀の良い猫。
お次はボニュー Bonnieux 。眺めの良い場所に在り、ここからリュベロン地方を一望することができます。1ヶ月早ければラベンダーの花でいっぱいだったはず・・・。夕焼けも美しいそうです。
続いて赤土の村、ルシヨン Roussillon へ。
暖色系のこの村は観光客に人気があります。
有料の遊歩道『オークルの道』は山火事の危険があるので封鎖中とあり、入ることが出来ませんでした。
そぞろ歩きが気持ちいい場所です。
そしてリュベロン地方で最も人気があるというゴルド Gordes です。映画『プロヴァンスの送りもの』の舞台ですね。
ゴルド村のそばにあるセナンク修道院 Notre-Dame de Sénanque Abbay。周りを埋めるラベンダー畑の花々はすっかり刈り取られたあとでした。
ゴルド村に到着です。ゴルド城の前にあるジャンティ・パンタリ噴水広場。
観光客で賑わう村に、爽やかにミストラルが吹き抜けていきます。ここがゴルド城。
村の中にある眺めの良いスポット。
さようなら、ゴルド。最初に泊まったリル・シュル・ラ・ソルグのシャンブルドットに戻ります。
この日は日曜日、午前中は朝市と骨董市とで賑わっていたはずです。
気温は35℃前後です。暑いので夕食前にアイスクリームを食べに出掛けました。
プロヴァンス最後の晩をこのシャンブルドットで過ごしました。
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