晩夏の南フランス・プロヴァンスの旅 その4
8月21日、今回の旅の最終日となりました。この日は世界遺産で有名なポン・デュ・ガール Pont du Gard とオランジュの古代劇場、そして最後はファーブルが暮らした家です。
リル・シュル・ラ・ソルグから西へアヴィニョンへ、そしてローヌ川を渡ってユネスコ世界遺産に指定されフランス屈指の景勝地に入れられるポン・デュ・ガールを目指します。車を降りて立派な博物館などが入る建物で入場手続を済ませた後、ガルドン川沿いを橋まで歩きます。途中、眩しい太陽の光と美しい緑が溢れていました。
ポン・デュ・ガール Pont du Gard は紀元50年頃、ユゼスの水源から ニームへ約50㎞の導水路として建設され、600年以上に渡って飲料水が運ばれていたという石灰岩で出来た水道橋です。なんとなく聞いたことはありましたがこんなに長いとは、そしてこんなに美しい場所に在るとは知りませんでした。
橋はどこから見ても迫力があります。
橋の下を流れる水も青々としています。水遊びをする人たちが見えました。
観光地の王様ですね。5ユーロ紙幣の裏にもプリントされています。
今度はオランジュ Orange の町。近くにフランス空軍の基地があります。
コンパクトな町並みに古代遺跡と新しい建物が融合しているのが面白い。
目抜き通りの突き当たりが世界遺産の古代劇場。
劇場は見事に保存されています。
この通り。
大きい遺跡が続きましたが、最後は可愛らしい場所です。オランジュ Orange の町から少し北に行ったところにセリニャン=デュ=コンタ Sérignan-du-Comtat と云う村があります。ここにジャン アンリ ファーブルが亡くなるまでの36年間を過ごした家があります。
ファーブルの家。中は撮影禁止でした。
ここは眺めるお庭ではなく、ファーブルが昆虫を観察するためのアルマス。
お庭にある大きなオブジェ。
ここにも。
小さいオフィスでお土産を購入し、プロヴァンスの旅を終えてマルセイユ・プロヴァンス空港へと向かいました。
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