とても不便な場所に在って、だからこそ癒やされる松島 佐勘 松庵

6月初めに出張で仙台に2泊した折、最後にもう1泊、奥松島にある佐勘松庵という隠れ宿に泊まることとしました。期待した以上に素晴らしい旅館でした。

松庵は松島海岸の中心街よりも東、松島湾の北側を回り込むようにして手樽海浜公園の近く、広い水田の広がる岬の端っこにあります。途中に工事で通行止めの地点があったりして宿に辿り着くまで往生しました。そうやって辿り着いた旅館の敷地内から見た入り日がこちらです。

松庵にはお部屋の数が11室しかないのでとても静かです。宿の可愛らしいお嬢さんが迎え入れてくれました。

廊下はこんな感じ。ほかのお客さんとはほとんど出会いません。

案内されたのは1階の手前にある「あか松」の部屋。この旅館のお部屋の名前にはすべて「松」が使われています。

障子の向こうに広がる静かな海。

共用スペースの美しいインテリア。

書庫も芸術的です。

檸檬水のご用意がありました。


廊下の飾りもきれい。

遊歩道へ出てみましょう。岬の端っこにある縁台までは結構距離がありました。

そうしてこの入り日に出会えたのでした。

静かで癒やされる光景です。

部屋に戻ると目の前に広がる風景も次第に暮れていきました。そろそろお部屋で夕食の時刻です。

海の幸、山の幸を用いた美しいお料理が次々と饗されました。お風呂に入ってぐっすりと眠りに就きました。

午前4時ごろの朝焼け。

快晴です。

朝日を浴びながら松林に面した露天風呂に入るなんて極楽です。

なんて開放的なお風呂でしょう。お風呂を出て、部屋でのんびりしてから朝ごはん会場の「海音」というレストランへ。

レストランも海に面しています。

宿の方々のおもてなしは細やかで朝ごはんも美味しくいただき、すっかり寛ぐことが出来ました。満足のいく滞在でした。



いばりこぶた's WORLD

『いばりこぶたの気ままな生活(旧・ナチュかわオバサンの気ままな生活)』というアメブロに、旅の写真を中心に好きな芝居や音楽、グルメなどについて綴ってきました。ここではそれらを写真中心に編成し直してみたいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000