東京の桜 2017・その3 七社神社の御衣黄(ぎょいこう)桜
旧くから花見の名所として有名な東京都北区・飛鳥山のお隣に七社(ななしゃ)神社という小さい神社があります。この神社の本殿の前には2本の紅白の八重桜があり、ちょうど染井吉野が散り始める頃に花がほころんできます。
2017年4月7日、昨日観に行きますとようやく本殿左側にある御衣黄(ぎょいこう)が咲き始めたところでした。右側の福禄寿(ふくろくじゅ)はまだまだです。
これは数年前の4月初旬です。左が御衣黄(ぎょいこう)、右が福禄寿(ふくろくじゅ)です。
大抵は左の御衣黄が先に咲き始めます。
大好きな御衣黄を少しふわっと撮影してみました。
咲き始めはこんなライムグリーンです。
うつむいて羞じらうような初々しさ。
開花が進んではんなり紅を差してきました。
数日でこんな感じになります。
遠くから見ると不思議な薄緑色の桜です。
福禄寿が追いかけるように咲き始めます。
一方、御衣黄の方は・・・。
だいぶ咲きそろいました。
福禄寿も負けていません。大ぶりの花が次々と開花します。
豪勢な咲きぶりです。
こちらは御衣黄、いつの間にか全体が赤くなってきました。
満開を過ぎる頃には隣の福禄寿に負けないくらいに精一杯色づいて咲きます。こんな風に少しずつ色の変化を楽しむのが毎年恒例となりました。
ここ、七社神社の一年で一番美しい瞬間です。
今年もこの御衣黄を見届けに、七社神社に足を運ぶことになりそうです。
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