お城と劇場のあるちっちゃな町、オーストリア・グライン

真冬のドナウ川クルーズ11日の旅でドイツのパッサウ Passau をスタートし、オーストリアに入ってリンツ Linz へ、そして4日目に訪れたのが小さくて癒やされる町のグライン Grein でした。

これは小さい町グライン Grein のドナウ川沿いにある洒落たカフェ SCHÖRGI とその後ろにある教会のライトアップです。船のリバー・ベアトリス号が停泊する船着き場のすぐそばにありました。

2016年12月26日、クルーズ4日目の朝です。船はドナウ川がカーブするStrudengau という狭い難所に入りました。カーブの上に位置する町グラインはもうすぐそこです。

グラインの船着き場にリバー・ベアトリスが到着。すぐそこにグラインブルク城が見えます。グラインは人口3,300人のちっちゃな町ですから、日本の旅行ガイドブックにはどこにも載っていません。上の方には、ザルツブルクよりもずっと小さいながらちゃんとお城がありました。


こちらは1枚目の写真と同じ、岸壁からカフェと教会を捉えたものです。さっそく散策してみましょう。

石畳のかわいいみち。この辺りが町の中心です。

教会ではミサが終わって町の人たちが出てくるところでした。しばらくして入ってみました。

祭壇の様子。

シンプルなクリスマスオーナメントがありました。

教会のお向かいにある銀行はお菓子の家みたいです。ブタの貯金箱のポスターがありました。

そしてオーストリア最古の劇場は思っていたよりもずっとちっぽけでしたので数人ずつしか入れっず、外で待つことしばし。

ようやく入ってみると小さいながらも歴史を感じさせる舞台の幕。

ちゃんと2階席もありました。もう少しそぞろ歩きが済んでから一旦船に戻ってランチをいただき、あとは数時間お昼寝してしまい、気がついたら日が暮れていました。夕方もう少し探検をしに出掛けてみます。

船から町の中心地に出てみますと、ライトアップはあっても人影がなくひっそり寂しい夕暮れでした。

先ほどの劇場もひっそりしていました。

駅の方角へ歩いて行ってみるとますます寂しくなってしまい、無人駅で引き返しました。

教会がある広場に戻る頃には寒さで手がかじかんでいました。

教会の並びの店先にはまだクリスマスのディスプレイ。教会の横の路地へ曲がるとそろそろ船着き場に近づきます。

やや、かわいいお菓子のショーウインドウ!


素朴なクッキーも沢山ある!!


と思ったら、ここだけ煌々と照らされていたあの最初の写真のカフェ SCHÖRGI でした。このお店でもまたホットチョコレートをいただいて冷え切ったカラダを温めてから、船へと戻りました。明日はメルク Melk とバッハウ渓谷 Wachau Valley のデュルンシュタイン Dürnstein です。


いばりこぶた's WORLD

『いばりこぶたの気ままな生活(旧・ナチュかわオバサンの気ままな生活)』というアメブロに、旅の写真を中心に好きな芝居や音楽、グルメなどについて綴ってきました。ここではそれらを写真中心に編成し直してみたいと思います。

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