ウィーン、ドナウの岸辺にあるアッシジ聖フランチェスコ教会

ドナウ川クルーズの6日目の朝、船がウィーンのライヒス橋 Reichsbrücke 近くに接岸しました。この時真っ先に目に入ったのが赤い屋根の洒落た教会でした。あとでここがハンガリー・オーストリア帝国の皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世 Franz Joseph I of Austria の即位50周年を記念して建立されたものと知りました。船着き場に最も近い地下鉄U1のVorgartenstraße駅に行く途中のメキシコ広場にあります。

夕陽を浴びるアッシジ聖フランチェスコ教会 St. Francis of Assisi Church (German: Kirche zum heiligen Franz von Assisi)です。Kaiser-Jubiläums-Kirche (Emperor’s Anniversary Church) とも呼ばれ、ライン地方のロマネスク様式 Rhenish-Romanesque style です。

デュルンシュタインからウィーンへ向かったリバー・ベアトリスが、12月28日の朝7時過ぎ、ようやくウィーンの町に近づきました。近くにあるあの建物が気になりましたが、日本語のガイドブックを見ても載っていませんでした。

何とも雰囲気のあるその教会は、ライヒス橋のたもとにあります。Google Mapで調べてみたら、Heiliger Franz von Assisi/Jubiläumskirche と書いてありました。Franzってヨーゼフ1世のこと?それともアッシジの聖フランチェスコかしら?日本語表記があまり見つからないので、ここではアッシジ聖フランチェスコ教会といたします。

翌朝も船は同じ場所に係留されていました。寒さを堪えて船を抜け出し、ライヒス橋の上へ。この旅行中、最もキレイな朝日が昇ってきました。

橋の上から見ますと教会の手前には別のクルーズ船が停泊していました。

橋のたもとすれすれまで来るとこんなによく見えます。12月29日は1日中快晴でしたから、日の沈む4時ごろには反対側から陽が当たっていました。それが1枚目の写真です。せっかくですから船に戻る前に中を覗いてみましょう。

・・・中に入ってみますと、観光客はほとんどいません。

規模は小さく内装もすっきりとして質素ですが、確かにアッシジにある聖フランチェスコ教会と似たところがあると思いました。

アッシジ聖フランチェスコ教会はいかがでしたか?とにかく素敵な教会ですので、ウィーンにいらしたら是非足を運んでみてください。

いばりこぶた's WORLD

『いばりこぶたの気ままな生活(旧・ナチュかわオバサンの気ままな生活)』というアメブロに、旅の写真を中心に好きな芝居や音楽、グルメなどについて綴ってきました。ここではそれらを写真中心に編成し直してみたいと思います。

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