10年ぶりに京都・圓光寺の紅葉に再会す

それまで全く知らず、有名な詩仙堂を訪れた際にヒョンと立ち寄った京都・洛北の左京区一乗寺小谷町にある圓光寺。11月半ばでしたがそれまで実際に見たことがない、燃えるように真っ赤な紅葉に心底感動し、鮮やかな風景が心にしっかり焼き付いたのでした。その圓光寺に先月末、10年の時を経てまた会いに行きました。

10年前はまだ知名度が低くて、週末でしたけれど人影が疎らでした。それが今回は女性客がたくさん、写真撮影にも一苦労です。左が本堂、その前に有名な十牛之庭があります。手前が水琴窟。


今年の圓光寺さん、『令和2年秋の紅葉特別拝観』のためにインターネットでの事前予約が必要とのことでしたので、前もって11月29日(日)の10時台と11時台の2枠、予約を入れておきました。朝10時半に到着してみると『只今の時間、予約なしで拝観できます』の表示、空いているのかしら。


入ってみるとやっぱり混み合っていました。何とか人が入らないようにして、庭園を撮影します。散り落ち葉がふっくらしてきれいです。


少し角度を変えてみて。


そうなんです。真っ赤な葉はほとんど散ってしまい、一部の枝にほんの少し残っている様子です。

こちらは水琴窟、左にある2本の青竹に耳を当てると、気持ちよい澄んだ音色に癒やされます。


少し角度を変えて撮影しましたところ、やっぱりどなたかのスカートと靴が入ってしまいました。

裏山へ向かう途中に、どなたかが頭に楓の葉を置いてしまい一段と可愛らしいお地蔵さん。散り紅葉にスギゴケがステキなアクセントに。


黄色い実の千両がいい感じです。


シュッとした美しい竹藪に木漏れ日。


お日さまが当たった葉裏を撮影。


杉の木とイロハカエデを見ながら段々と昇ります。


本堂が下の方に見えました。


竹藪の向こうに洛北の町並みを臨みます。


再び山を下って。


竹藪の下を抜けて。


お庭に戻ってきました。


もみじの絨毯。


枯山水の奔龍庭を通り抜けて、圓光寺さんをあとにします。


11月末の京都は快晴でした。たくさんの散り紅葉を観て10年前とは異なる下り坂の我が人生を想う旅となりました。

いばりこぶた's WORLD

『いばりこぶたの気ままな生活(旧・ナチュかわオバサンの気ままな生活)』というアメブロに、旅の写真を中心に好きな芝居や音楽、グルメなどについて綴ってきました。ここではそれらを写真中心に編成し直してみたいと思います。

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