蔵王坊平高原・蔵王ライザワールドスキー場とペンション tooCotton

2020年の元旦、いばりこぶた夫婦は宮城県遠刈田温泉から蔵王の樹氷を楽しもうと企てたのですが、ここ数年は暖冬のために樹氷の出来が悪いとのことで願いが叶いませでした。悔しいので再度、今度は山形県から蔵王にアプローチしてぜひ樹氷をこの目で見届けようと決意、2月9日の日曜日に東京から新幹線つばさに乗って山形県上山(かみのやま)市にある蔵王ライザスキー場を目指しました。

2月9日(日)に新幹線つばさ135号で山形駅の一つ手前、かみのやま温泉駅へ向かいました。写真が蔵王連峰の西斜面、上山市側に広がる蔵王ライザスキー場です。ゲレンデの中腹に位置するペンション、tooCotton での朝食時にダイニングのテラスにある窓から撮影しました。スキー場のオフィスとウッディロッジ、そして朝日連峰がよく見えます。

冬はかみのやま温泉駅にある観光案内所前から1日2便、蔵王ライザスキー場が無料シャトルバスを出してくれます。そのバスに乗って約30分、蔵王エコーラインを蔵王猿倉スキー場と蔵王坊平高原ペンション村を経て、終点の蔵王ライザスキー場で下車しました。蔵王エコーラインはその先は4月下旬まで封鎖されるので、宮城県側へ抜けることはできません。

バスの運転手さんはサービスで、その日滞在するペンションの駐車場で降ろしてくれましたが、まわりはすっぽりパウダースノーで覆われており、ペンション入り口まで除雪された通路などありません。なんと、スノーモービルで迎えに来てくれたペンション tooCotton のご主人、杉浦孝一さんに連れとふたりでしがみつき、凄い勢いでゲレンデを横切ってペンションまでスリルを味わいました。

スノーモービルを下りるとペンション入り口の表札?がありました。ああ、やっと到着です。

これがペンションの全景です。ログハウスが2棟連なっていました。右が宿泊棟、左はダイニングとテラス、お風呂などがあります。階段の左側にある通路を通って玄関で雪を払います。階段を上って右側の建物に入りますと・・・。


八角形の建物真ん中が吹き抜けとなっているモダンなログハウスで、中心に煙突があります。

煙突の下にはこの通り、薪ストーブがあります。床は温水暖房でしょうか、氷点下10度の外から入るととても暖まります。

リビングにはテーブルと山にまつわる本など気になる本が沢山並んだ本棚があります。

カーペットに座ってお茶をいただくこともできます。写真には入っていませんがテレビもあります。右にあるのは加湿器ですね。扉の向こうはダイニング棟になります。


ストーブの後ろから見るとこの通りです。私たちの部屋は右奥の階段を上って2階に放射状に並んだ部屋の一つでした。この後ろにも2部屋ありました。


2階の部屋の窓を開けると、夕焼けは見ることが出来ませんでしたけど、次第に暮れてきて『A Winter Shade of Pale』と云いたくなる風景でした。


こちらはダイニング棟、レストランの外側にぐるり1周テラスがあります。二重構造ですね、夏はこの窓を開けてさぞかし気持ちいい風が吹くことでしょう。

ここには星空を観察する大きな望遠鏡もありました。間もなく夕食の時間です。


宿泊客は私たちを入れて4組、仲良く美味しいビーフシチューなどをいただきました。ワインでほろ酔い気分になり入浴ののち、気持ちよい眠りに就きました。


そしてもうすぐ夜明けです。雪曇りで視界がありません。この日は朝食の後、ガイドさんの案内で樹氷原へハイキングに行く予定なのですが・・・。

ゲレンデに出てみました。

そろそろ朝ごはんの準備ができたかしら。


朝食もしっかりといただきました。


食事をしていますと、窓の外、雪雲が消えて視界が広がってきました。朝日連峰がきれいです。


さあ、身支度をしてスノーシューを持ってスキー場へ向かいます。このあと1000メートル地点から1400メートル地点までリフトを二つ乗り継いで、樹氷モンスターに会いに行くと思うと胸がわくわくしてきます。楽しみは次に続きます。

いばりこぶた's WORLD

『いばりこぶたの気ままな生活(旧・ナチュかわオバサンの気ままな生活)』というアメブロに、旅の写真を中心に好きな芝居や音楽、グルメなどについて綴ってきました。ここではそれらを写真中心に編成し直してみたいと思います。

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