ポルドイ峠;ドロマイトの岩が織りなす絶景の数々
今年7月に出掛けました『ヨーロッパアルプス絶景ルート満喫の旅』は前回のカレッツァ湖からイタリアアルプスであるドロミティに入っています。旅の8日目にあたる7月13日土曜日は朝サンモリッツをバスで出発し、ボルツァーノを経てカレッツァ湖に立ち寄ったあと、ドロミティの街道沿いでは標高が一番高いポルドイ峠Passo Pordoi(標高2230m)を訪れたのでした。申し遅れましたがドロミティというのはフランス人の地質学者ドロミューさんにちなんで名付けられたドロマイト(白雲石)という土が風化して個性的な景観をなしています。それらの景観を一気に体験できるのがポルドイ峠からロープウェイで登ったポルドイ山頂 Sasso Pordoi (標高2950m)です。
これはサッソ・ポルドイから見たドロミティ特有の眺めです。これまで観てきたスイス・アルプスとは違ってむき出しの地層やキザギザした荒々しい岩山が特徴的ですね。それでは一旦、カレッツァ湖からポルドイ峠へ向かう車中に戻りましょう。
高い岩山が見えてきました。
大分上ってきましたね。コスタルンガ峠あたりからカティナッチョの山が見えます。
そうこうするうちにポルドイ峠に到着しました。
実はいばりこぶた夫婦は新婚旅行でここ、ドロミティを最初に訪れたのでした。その時は天候に恵まれず、それでもロープウエイで山頂へまいりましたが、ロープウェイを降りて外に出ると、そこは白銀の世界、吹雪で何も見えませんでした。さぁ、新婚旅行のリベンジなるでしょうか?さっそく上っていきましょう!
わくわく!雲間からまたもや青空が見えます。
ドロミティの最高峰、マルモラーダ(標高3343m)は雪を被っていました。
そしてこんな風景も。まるで月面着陸したみたい。やっぱり地球は青いですかぁ???
クレーターの中を白いつづれ織りの道がジグザグ通っているのがよく見えます。
同じクレーターを少し別の角度から見たのがこちらです。
そろそろバスに戻って下りましょう。ドロミテ街道をさらにコルティナ・ダンペッツォを目指します。
日が暮れる頃、ドロミテ街道の東の終点にあるドロミティの中心都市、コルティナ・ダンペッツォのホテル・グランド・サヴォイアに到着しました。岩壁がすぐそこに迫っています。
私たちの部屋には物干しのように大きなベランダがありました。ここに2泊したら日本に帰国します。
明日は最後の観光、トレチメ・ディ・ラヴァレードとミズリーナ湖を訪れ、翌々日ヴェネチアのマルコポーロ空港へ向かいます。続きます。
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