インターラーケンとブリエンツ湖クルーズ

今年7月6日にスタートしました『ヨーロッパアルプス絶景ルート満喫の旅・11日間』の5日目となる7月10日水曜日は、2泊したユングフラウ麓のヴェンゲンを出てベルナーオーバーラント地方最大の都市インターラーケンへ。インターラーケンは西のトゥーン湖と東のブリエンツ湖の間にあるのでそのまま「湖の間」という名がついているリゾート地です。この日は午前中にブリエンツ湖クルーズを楽しみ、インターラーケンにあるレストランでランチをいただいたあと、スイス第4のトンネルを抜けてツェルマットへの長い移動となりました。

快晴の中、インターラーケン・オスト駅でバスを降りてBLS (ベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道 Bern-Lötschberg–Simplon Bahn に由来)という、ベルンからアルプス山脈を結ぶ鉄道会社が営業する遊覧船に乗りました。この通り、ブリエンツ湖はとても美しい湖でした。

それでは早朝に戻ります。クルマの立ち入りを禁止されているヴェンゲンの朝、登山鉄道の音と共に遠くカウベルの音がするのが気になって、実際に牛を見に行こうと思い立ちました。静かなリゾート地をゴトゴトと電車が上っていきます。

急峻な斜面に可愛らしいシャレースタイルの別荘が立ち並ぶ中を縫うようにある人気のない道でお腹の大きい猫に遭遇、「ニャン」と声を掛けるとこちらに寄ってきてくれました。

ようやく牛さんに巡り会いました。こちらに気づいて「なんだろう」って顔でこちらをじっとみつめています。

あら、まだ見てる。ゆっくりしたいけどもう行かなくてはいけないの。牛さんたち、元気でね。

まとめておいた荷物を持ってホテルを出て、ヴェンゲンの鉄道駅へ向かいます。駅に着いてもまだ朝靄がかかっています。

鉄道で下るうちにだんだんと晴れてきました。ラウターブルンネンの町が谷の底に見えています。

教科書で見たような風景は、典型的なアルプス地方のU字谷です。岩の断崖を滝が流れ落ちていました。

間もなくラウターブルンネン駅に到着します。

ラウターブルンネン駅からは大きな観光バスに相変わらずたった11人の乗員しか乗らないで、インターラーケン・東駅に到着です。

チケットが何とか間に合いました。あまり待たずにブリエンツ湖遊覧用の外輪蒸気船の2階席に乗って、いざ出発です。ここはゾート気分満載ですね。

「僕も連れてきてもらったよ。うちのは個室に座ってまだ午前中なのにプロセコを注文したりして、ゴキゲンで「こんなに晴れの日ばかり続いてバチが当たりそう~。」なんてはしゃいでいて、恥ずかしいったらありゃしない。』

お、イケメンのキャプテンが何かアナウンスしている!

「しゅっぱぁーつ!しんこ~う!!」

2つの湖を繋ぐ運河から湖に出ました。


湖面に山と空が映ります。


湖畔の風景も可愛らしくて絵本のようです。

あれはお城みたいだけど、ホテルかしらん?ファンタスティック!

湖畔の何カ所かに立ち寄って東はずれにあるブリエンツまで約1時間15分ののんびりとしたクルーズです。


皆さん、幸せそうでしょ?


ワンちゃんもお行儀良く座って絶景を楽しんでいるのかな。

ブリエンツに到着です。下船する船着き場では湖のきわを列車が通って行きました。迎えに来ていたバスに乗り込み、ブリエンツ湖の北側の道を通ってインターラーケンに戻ります。

市街地が見えてきました。


インターラーケンといえばスカイダイビングでしょうか。


ランチをいただいたのは高層のホテル・メトロポール18階にあるレストランです。ユングフラウが南側に綺麗に見えました。


食事を終えてバスに乗ろうとしたとき、目抜き通りを馬車が通り過ぎました。このあとはバスとカートレイン、そしてゴルナーグラート登山鉄道でツェルマットを目指します、続きます。

いばりこぶた's WORLD

『いばりこぶたの気ままな生活(旧・ナチュかわオバサンの気ままな生活)』というアメブロに、旅の写真を中心に好きな芝居や音楽、グルメなどについて綴ってきました。ここではそれらを写真中心に編成し直してみたいと思います。

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