GW・北イタリアの旅:ベルガモ珠玉のスポットの内側
脱線して神戸のホテルをお伝えしているうちに月が変わってしまいました。今年のゴールデンウィークに訪れた、北イタリアのコモ湖畔にあるヴァレンナ、ベルガモ、ガルダ湖畔のシルミオーネについて順にお伝えしている途中でしたので戻ります。3つ前に書きました、ベルガモ・アルタの歴史的建造物の内側を中心に今回はお伝えいたします。
1)サンタ・マリア・マッジョーレ教会 Basilica di Santa Maria Maggiore
美しいマリア像。
正面はとても明るいです。
天井画はこの通り。
豪華なだけでなく渋くて味わい深い教会でした。
2)市民の塔 Campanone とポデスタ宮殿 Palace of the Podestà
ポデスタ宮殿の裏側に市民の塔の入り口があります。午前中の空いている時間に登りましょう。
リフトに向かう途中に何気なく保存されている壁画の優しさに何だか癒やされます。
登ってみると、下からは全然見えなかったサンタ・マリア・マッジョーレ教会の尖塔がよく見えました。
展望を巡るとこちらにはベルガモ大聖堂が。
少し下がってみました。
チッタ・バッサの方を見るとその手前に城塞の旗が見えますね。うっとりする風景です。
こちらはサン・ヴィジリオの丘の方角です。あとでケーブルカーに乗って訪れる予定。下りて今度はベルガモ出身の作曲家、ドニゼッティの博物館へ参ります。
3)ドニゼッティ博物館 Donizetti Museum
入り口はヴェッキオ広場から少し離れています。
小っちゃい部屋ですが味わい深い雰囲気でした。
ガエターノ・ドニゼッティといえばオペラ『愛の妙薬 L'elisir d'amore』でしょうか。それでは城塞へ。
4) 城塞 Rocca
松の木と藤で囲まれた美しい建造物です。
町の中心もこの通り。
ホテルの方角はこんな感じでした。
4)サンフランチェスコ修道院 St Francis Convent
ここは観光客がごくわずかでうらぶれた雰囲気が旅情をそそりました。
誰もいません。
町外れなのですね。
静かに時が流れていきます。
さり気なく残る壁画です。
こうしてこぢんまりとした町をそぞろ歩きで味わってみましたところ、ベルガモの旧市街はほかのイタリアのどの町とも違う、個性的な珠玉の町とわかりすっかり気に入りました。どうして日本人にひとりも会わないのかが不思議でした。
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