ヴェネツィア・スキアヴォーニ河岸のホテルからの眺め
今年のゴールデンウィーク後半に4泊6日の駆け足でヴェネツィアを訪れました。宿泊したのはサンマルコ広場から東に延びるラグーンに面したスキアヴォーニ河岸のホテル・ロンドラ・パレスです。
ホテル・ロンドラ・パレス Hotel Londra Palace はサンマルコ運河に面したスキアヴォーニ河岸 Riva degli Schiavoni にあって、すぐ目の前は水上バスのサン・ザッカリア停留所です。サンマルコ広場やため息の橋へは歩いて数分の位置にある、チャイコフスキーも定宿にしていたという創業160年以上の歴史あるホテルです。
5月3日の雨上がりの夜にホテルに到着しました。部屋から見る眺めに長旅の疲れが一気に吹き飛びました。目の前にはサン・ジョルジョ・マッジョーレ島とジュデッカ島の明かりが見えます。
朝の5時を過ぎて、次第に明るくなってきました。
左手、東の方角にはずっと河岸が見え、ビエンナーレ会場のある公園まで見渡すことができます。
右手はサンマルコ広場の方角になります。
だんだんとサンタ・マリア・デラ・サルーテ教会 Basilica Santa Maria della Salute の美しい姿がはっきり見えてきました。
翌5月4日は曇り空です。サンマルコ広場へ向かう広い歩道にまだあまり人影がありません。
眼下にはゴンドラが繋留されています。朝食のあと、お向かいのサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会とジュデッカ島を散策し、一旦312号室に戻ってみました。
バルコニーを明けると、朝とは打って変わってこの賑やかさです。312号室に2泊したのち、1階上の412号室に部屋を替えていただきました。
5月5日、ブレンダ川クルーズから戻って新しい部屋へ移りました。
お日さまが顔を出すと、ラグーンの水がエメラルドグリーンに輝きます。
日中は歩道に露店が並びます。
テラスからの眺め。ひっきりなしに行き交うさまざまな船を見ていると飽きることがありません。もっと高いところから眺めてみたいと思い、コンシェルジュを捕まえて5月6日の朝9時に屋上テラス利用の予約を入れました。
朝からプロセコを煽ってテンションを上げ、ホテルスタッフに案内されて小さいらせん階段を昇ります。屋上テラスでは360度、ヴェネツィアの風景を堪能することができました。これは部屋からは見えない、北側の風景です。
反対側にはサン・ジョルジョ・マッジョーレ島、その向こうにリド島も見えます。
サンマルコ広場の方角もこの通り。
こうして4泊6日の旅はあっという間に過ぎ、5月7日の午前中に帰国の途についたのでした。
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