イタリア・ピエモンテ州、ランゲ・ロエロ・モンフェラート地方のブドウ畑の風景・3

前々回のモンフェラート地方に始まって、前回はランゲ地方のバローロの風景をお伝えいたしました。今回はそのランゲ地方にあって、この世界遺産に指定されている珠玉のワイン生産地の中でもシンボル的な存在であるグリンツァーネ・カブール城とロエロ地方の小さな町カナーレで出会った美味しいスイーツをご紹介いたします。

1810年にピエモンテ州トリノに生まれ、イタリア統一を成し遂げた英雄、カミッロ・カブール Camillo Cabour が住んだカブール城は、彼がピエモンテのワイン生産に大いに関わったことを称賛して世界遺産に加えられたそうです。

グリンツァーネ・カブールはバローロやラ・モッラのすぐ近くです。

ここも高台にあって、周りはブドウ畑ばかり。

ブドウ畑がお城のすぐそばまであります。

この素敵な雰囲気のお城がそのままカブール州の州立エノテカになっています。ランゲ・ロエロ・モンフェラート地方のワインの歴史に関わるものを展示した博物館でもあります。また白トリュフのオークションも開催されるのだそうです。

お城の入口。ここでお土産をたくさん購入しました。

お城の所有するブドウ畑であることを表示した看板。

気持ちいい丘の上にあるお城でした。

続いて、ロエロ地方にある小さな町、カナーレへ。

教会の前には不思議なオブジェが。

若い人も多くいて結構賑やかです。5月にしては涼しいので皆さん少し厚着をしておいでです。この町にはトリノみたいにアーケードがありました。

案内くださった方に勧められたお菓子屋さん、Pasticceria Sacchero。

どれもお菓子で出来ているの。

5種類のチョコレート菓子を上の箱にたくさん詰めていただきました。右の二つ、青はグランマルニエ、ライトグリーンはここの代表的なお菓子の La Duchesse です。

右下がLa Duchesseです。帰国して美味しくいただきました。

最後にロエロ州立エノテカの前を通って、モンフェラートのモンカルヴォにあるカシーナ・スピネローラ・ホテルに戻りました。


いばりこぶた's WORLD

『いばりこぶたの気ままな生活(旧・ナチュかわオバサンの気ままな生活)』というアメブロに、旅の写真を中心に好きな芝居や音楽、グルメなどについて綴ってきました。ここではそれらを写真中心に編成し直してみたいと思います。

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